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Twitterまとめ投稿 2020/09/15 [moblog]


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「ボビー~オリジナル・サウンドトラック」 [CD]


ボビー~オリジナル・サウンドトラック

ボビー~オリジナル・サウンドトラック

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2007/02/14
  • メディア: CD


01. 寛大で思いやり深い国(Rfkの勝利のスピーチ)
02. ネヴァー・ゴナ・ブレイク・マイ・フェイス
03. トラックス・オブ・マイ・ティアーズ
04. カム・シー・アバウト・ミー
05. ファンクション・アット・ザ・ジャンクション
06. グレイジング・イン・ザ・グラス
07. 愛するあの娘に
08. 永遠の昼下がり
09. ブラック・イズ・ブラック
10. エイント・ザット・ペキュリア
11. ベイビー・アイ・ラヴ・ユー
12. ルイ、ルイ
13. ノー・ワン・レフト・バット・ボビー
14. サウンド・オブ・サイレンス
15. 心無い暴力の脅威|rfkのスピーチ

映画を観てたまらなくなって検索。
ちゃんとサウンドトラックは発売されていたけれど、
現状どうやら中古しか入手できそうにない。
お得意のAmazon Music Unlimitedにもさすがにないし。
最近古いDVDやCDは中古でもかまわず購入する。
だって気に入ったんだから仕方がない。

この60年代モータウンサウンド。
公民権運動、ベトナム反戦運動が盛んだった時代、
ご機嫌なサウンドと共に、
流れる歌詞は実は意味深。

「パブリック」を観たときも思ったけど、
エミリオ・エステベスの音楽センスは、
おそらく私の好みと時代性にピッタリなのだ。
シーンに似合ったサウンドをバッチリあてて、
更には音楽にも酔いしれることができる。
その選曲センスとタイミングの良さ、
抜群としか言いようのないジャストミート。

今回ライナーノーツを読んでわかったのだが、
マーティン・シーンはボビーの選挙活動に関わっていたのだ!
そしてエミリオの言葉で語られる、
幼少期に続けざまに起きるショッキングな出来事。
まさに激動の60年代末期から70年代、
そこを体験した人間にしかわからないものがあった。

実は不思議だったのだ。
私とほぼ同年齢のエミリオが、
なぜロバート・ケネディを題材にして、
この時代を描こうと思ったのかが。
しかしこの時代を彼は確かに身近なものとして生きていた。
映画を作るのに同時代性は必ずしも必要ではないが、
「描きたい」と思うものがそこにあること、
それはある意味強みでもあり、
強烈なメッセージを生むものにもなり得る。

時代を象徴する音楽と、
あの時代を象徴したロバート・ケネディ。

私は日本にいた子供だから知らなかった。
でもあの時代私も生きていた。
耳から入った音楽は今も身体に染みついている。

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