「シング・ストリート 未来へのうた」 [ザ・シネマHD]
【ストーリー】
1985年、大不況のダブリン。人生14年、どん底を迎えるコナー。
父親の失業のせいで公立の荒れた学校に転校させられ、家では両親のけんかで家庭崩壊寸前。音楽狂いの兄と一緒に、隣国ロンドンのPVをテレビで見ている時だけがハッピーだ。
ある日、街で見かけたラフィナの大人びた美しさにひと目で心を撃ち抜かれたコナーは、「僕のバンドのPVに出ない?」と口走る。
慌ててバンドを組んだコナーは、無謀にもロンドンの音楽シーンを驚愕させるPVを撮ると決意、猛練習&曲作りの日々が始まったーー。
あー、いやいや。
アイルランド、ダブリン、ベルファスト。
舞台がアイルランドだとそれだけで萌え。
そこに音楽が絡むともう身悶えするほど好き。
そしてこれって1985年。
そりゃもう私が洋楽を夢中で聴いていた頃。
登場する曲とバンドがもうどんぴしゃり。
最高過ぎて悶絶。
またTVでバンドを観ては、
「格好いい」と思ったら主人交代のファッションが変わる。
自分でも覚えがあるから余計にわかるし、
余計に笑えてたまらない。
実に素朴な物語なのだけど、
スカッとするし、
苦みもありながら若さが最後は爆発。
大好き。
マジでこれは最高。
80年代ポップスが好きな人なら、
感情移入できるだろうし、
絶対に観たら良い気持ちになれる。
主人公の子、
何処かで観たことあるなぁと思ったら、
「コーダ あいのうた」の子だったのね。
アレはアレでまた最高の音楽だし。
最近とみに思うんだけど、
音楽って理屈をつけるのはそれもありだけど、
もうただただ感性だけで、
良いものは良い、好きなものは好き。
2023-11-10 00:00
コメント(0)
コメント 0