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「ゴジラ-1.0/C」 [Amazon Prime Video]


『ゴジラ-1.0/C』 [Blu-ray]

『ゴジラ-1.0/C』 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2024/05/01
  • メディア: Blu-ray



前から観たかったモノクロ版。

これは良かった。
最初からこっちでも良かったんじゃないか、
そう思うくらいに良かった。
何がいいって、
モノクロになると、
前景のセットと背景の海の映像が合成だとわかる。
つまりVFX部分がわかりやすい。
もちろん過去のモノクロームとは違い、
カメラの質も上がっているし、
映像としては70年前と比べものにならない。
それでもモノクロになると、
VFXの「作り物感」がクッキリとしてくる。
これが古くからの特撮ファンにはたまらない。


しかしまぁ、
卓球さんの言うことが良くわかった。
確かにこの物語の何処かに瀧さんがいないことに違和感w。
できれば佐々木蔵之介の役は瀧さんだったなぁ。
誰もが認める昭和顔、
やっぱりここにいてほしかった。

先にカラー版を観ているから、
余裕があるから思ったこと。
ゴジラに迫力を持たせたいのはわかるけれど、
重心低く首を下げたり、
人や物を加える様子はなんだかイヤだ。
着ぐるみでは絶対にできない姿勢。
より一層ティラノサウルスっぽい動きだが、
そもそもゴジラってイグアノドンからデザインされたんじゃ?

70年も経つといろいろ変わる。
技術の進歩でいろいろできる。
でもやっぱり1954年のゴジラ。
このゴジラこそがやはり一番コワイ。




私が何よりコワイのは、
この映画でも放射能は軽視されている。
ゴジラが放射能を吐く度に、
東京は、相模湾は汚染される。
みんな被曝している。
黒い雨も浴びている。
こんなので放射能の恐怖を描いているとは思わない。
何かが違う。
やっぱりここが許せない。

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