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「ダンナの ウツは私のせい?」 [うつ病関連]


ダンナの ウツは私のせい?

ダンナの ウツは私のせい?

  • 作者: カフェ
  • 出版社/メーカー: 主婦と生活社
  • 発売日: 2011/05/13
  • メディア: 単行本


内容紹介
人気ブログランキング「結婚」「うつ」部門などで1位を獲得。 話題沸騰の4コマブログ『ウツはわがまま病』がついに書籍化。 ある日、突然ウツになってしまったダンナ 第2子妊娠中の私。 ウツを理由に言いたい放題、わがまま放題のダンナ。 そんなダンナのカオスな言動に振り回され続ける日々。 ついには、ウツ治療を理由にダンナが離婚を迫ってきて…… ウツに苦しめられる人と、その人に苦しめられる人にも贈る 笑えない日常を前向きに笑い飛ばす 完全実録コミックエッセイ

Amazon徘徊中に発見。
で、申し訳ないけど、
ブログを探して一気に読破。
ウツはわがまま病?

まぁ正直に書いてしまえば、
一方的に奥さんの立場からのブログなので、
最後まで姿を現さない主治医だとか、
奥さんが知らない旦那の姿とか、
いろいろあるんだろうなぁと言う気もしますが。

しかしねぇ、
この旦那の姿、
更にはこのタイトル、
典型的なうつ病とは明らかに違うでしょう。
ここまで自分を責めない他罰的な症状は、
双極性障害か新型うつ病としか思えません。
或いは人格障害か。
旦那の親の言動とかを呼んでいる限り、
人格障害の可能性は否定出来ませんね。
ただ発症するまでは優秀なサラリーマンだったようなので、
「何が引き金になったのか」
そこが問題だと思うんですよね。
第二子妊娠中の発症と言うことは、
奥さんとの性生活が思うに任せなくて、
欲求不満になっているときに会社で何かあったとか。
かなり親の前や会社では良い子ちゃんみたいなので、
たぶん外で(風俗とか)発散出来ないタイプなのかも。
離婚するまでの過程での言動を見ている限り、
一方的に妻を責めたり、
或いは自分にいい人が出来ちゃうことを夢想していたり、
ひょっとすると性的な関係に原因があったりして。
ま、奥さんからすれば、
浪費癖とかわがままとかいろんなところが突出しているので、
そこには余り気持ちが行かなかっただろうし、
なにより妻は慰安婦じゃないんだし、
この奥さんの性格からしてそんなの我慢出来ないだろうなと。

私がこの奥さんの友達なら、
「あなたの所為じゃないよ。」と言うでしょう。
あとはやっぱり「かかっている医者にも問題があるんじゃないかな」とも。
ガンだって胃潰瘍だって頭痛だって、
どんな病気でもかかる医者で結果は大きく変わるのは事実。
私はうつ病以外は「セカンドオピニオン」で助かった口で、
子宮腺筋症も甲状腺ガンも、
最初の医者では「治療の必要なし」と言われたわけで、
その医者を信じていたら今頃まだ子宮痛でのたうち回っていただろうし、
甲状腺ガンは手遅れになっていただろうから、
自分が心底信じられる診断能力を持った医者を見つけること、
これは誰もやってくれないから、
自分の足で探すことが一番大事。
うつ病に関しては相性が良かったので、
波はあるしもう5年近くもかかっているけれど、
その分私のどん底も浮き沈みもよく知っていてくれるので、
全幅の信頼を寄せているし。

久しぶりにいろいろ書いちゃいましたが、
このブログと書籍は、
新型うつ病の家族や双極性障害の家族には、
けっこう参考になるところが多いと思います。
むしろこうなる前に、
セカンドオピニオンを求めて地域の精神障害センターに相談するとか、
どういう環境がこういう患者を増長させるとか、
事前に手を打つ方策のヒントがあると思います。
あとは「捨てる神あれば拾う神あり」ってことかな。

最近増えている新型うつ病(と思われる)の家族の物語として、
参考までにちょっとのぞいてみてください。
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