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~ウツはわがまま病?その後~ [うつ病関連]

第321話・振り返り(8)

いろんなことを感じて、
いろんなことを書く人がいるな~と。

カフェさんの旦那さんは、
私からは典型的うつ病には見えないし、
じゃあ新型うつ病と断定出来るかと言えば、
私には新型うつ病の病識が足りないので何とも言えない。
おまけにAmebaの住人じゃないので、
コメント出来ないからここに書いちゃうけれど・・・。


「新型」と名のつく方は、
推測でしかないけれど、
双極性障害の一面を持っていると思うんですよね。
他罰的になったり浪費したり、
軽躁状態と抑うつ状態が混ざっているから、
そういう風になるんだと思うんですよね。
これは何度も書いた覚えがあるけれど、
どんな病気にも原因はあるわけで、
症状が現れたら、
それに対して根源的治療法があればそれを、
なければ対症療法をするのが普通のことで、
胃が悪ければ刺激物は避けるとか、
暴飲暴食はしないとか、
手術で治るなら手術するとか。
糖尿病は食事療法やインシュリン注射みたいな、
対症療法をしていくわけですよね。
ガンなら切って治るなら切るし、
放射線、抗がん剤その他諸々、
出来ることをするし、
治すためには患者自身も努力を必要とするのが当たり前。
うつ病だって同じです。
従来のうつ病の場合、
「病前性格」が存在するからには、
その性格を変える努力も必要というわけで、
最近では認知行動療法に力を入れていたりして、
ホント、マジでこれは大変な治療法なんですよ。
よく「うつ病は抗うつ剤を飲んで休めば治る」って言うけど、
それは症状が改善されるだけで、
「治る」というのとは全く別だと思うんです。
「うつ病になりやすい人」が存在する以上、
「なりにくい人」になる努力をしない限り、
再発の可能性は非常に高いのが現実。

繰り返しになるので、
「認知行動療法」の苦しさはもう書きませんけど、
「変わらない性格」部分と、
「変えなければならないとわかっている」部分、
そのせめぎ合いは今も続いているし、
なまじ「その思考が異常」とわかっているだけに、
どうしても感情が抑えきれずに言動や行動に出たときは、
のちのち自己嫌悪に陥りますから。
今なんて本当に同僚に助けられているし、
ボスもうつ病とは知らないけれど、
「ガンだった」という事実にかなりショックを受けていたので、
それで勘弁してくれているところもあるから、
私の場合は周囲に助けられているのだけど。

でもね、
肝臓が悪い人が飲酒を続けたら悪いことは確かで、
そういう人が飲酒を控えるように、
どんなタイプのうつ病の人も、
「自分を変える努力」は絶対に必要です。
「うつ病」は免罪符じゃないんです。
クスリで抑えられるのは症状だけで、
うつ病を抜本的に治すクスリはないんです。
「自分を変える努力」とは我慢ではありません。
自分の思考のどの部分がうつ病を誘発して、
抑うつ状態にまで引き込むのかを自覚すること、
そこから始まる「自分を知る努力」です。
横尾忠則曰く「性格とは心の癖」ですから、
癖ならば治そうと思えば治せるはず。
どうしても治らない性格もあるけれど、
それをマイルドにする努力は出来るはず。




と言いつつ、
自分でもまだ自分をもてあましているわけでして(^▽^;)。
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