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オキシトシンとセロトニン。 [うつ病関連]

最近気分の乱高下がある中で、
鎌田實先生の話を聞く機会がありまして。

従来セロトニンとうつ病には関係があるとされてきましたが、
今回初めてオキシトシンというホルモンについて知りました。
経産婦なら子宮収縮ホルモンとしてご存知かも。

このオキシトシンが「幸せホルモン」として注目されているそうな。
発達障害子供の症状改善に有効であると、
最近の研究でわかっているそうです。
そしてこのホルモン、
「幸せホルモン」と言われるだけあって、
人に親切にしたり、
動物や人とふれあったりすることで分泌され、
心を穏やかにして信頼し合う気持ちが増幅するそうな。

最近忙しくてマッサージにいかなくなって、
仕方がないのでフェルビナクなどの湿布薬で対応。
確かに症状は改善するのだけれど、
マッサージのあとのような気持ちよさはなくて。
そして最高に気持ちがささくれ立ったとき、
まったくわんこに会いに行っていなかったんですね。
そこで鎌田先生の話を聞いて、
はたと思い当たりました。
マッサージは人の手で触れて貰うわけで、
この行為自体が「幸せ」だったんですね。
もちろんわんことの触れないも。
家族がいる人なら、
何かとふれあう機会があるのでしょうけど、
あいにく独り者でパートナーもいない私には、
マッサージとかわんことのふれあいがとても大事だったのですね。

その話を聞いて、
無理くり時間を作ってマッサージへ。
ビックリするほど硬くなった身体に、
じわじわと手が沈んでいく感じと体温に、
「ああ、これがオキシトシンが分泌される瞬間なのかなぁ」と。

今のところ、
うつ病との関係に注目はされていても、
オキシトシンを処方はされないようです。
医療関係では主に子宮収縮をコントロールするために使用されるようで、
まだまだ精神医療では研究段階な様子。
経口薬ではなく点鼻薬で吸収する必要があることから、
また子宮収縮に影響することからも、
かなり慎重に投与する必要性もあると思われます。
それでも日々の生活の中で、
自らが親切にして感謝されることや、
わんこと触れあったり、
人と触れあうことで分泌されるのであれば、
心がけ次第では劇的なことはなくても、
少しずつ変わっていくことも可能なのかもしれません。

マッサージとかドッグセラピーには、
実はこんな秘密があったとは。
自分にウソばかりついていないで、
時間を惜しんでいないで、
そういう時間を作ることが引いては自分の安らぎになることを、
もう少し自分に言い聞かせなければ。
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