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ブルーライトで自殺防止。 [うつ病関連]

レネ・ダイグナンさん_Tokyo Midtown presents The Lifestyle MUSEUM_vol.265

リンク先の音声ファイルを聴いていただくとわかるのですが、
ブルーライトには自殺を防止する効果があるそうです。
設置した駅では劇的に自殺が減少したとか。
毎日ラジオを聴きながら、
交通情報で「人身事故」と聴くたびに、
「ああ、また今日も」と思うわけで、
それは年末とか年度末になると非常に多くなり、
自分としては他人事ではない身につまされる思いが。
一歩間違えば自分もそうなっていた、
毎日ホームに入ってくる地下鉄に、
踏切を通り過ぎる急行列車に、
いつ吸い込まれるかわからなかったあの時の思いが、
胸の奥底で思い出されるわけでして。

この当時私はちょっとした遊び心で、
こんな実用品を手に入れました。



有り体に言えば、
蛍光灯が切れたので買いに行ったところで、
普通の蛍光灯じゃないブルーの残光が魅力的に思えて、
価格も高くなかったので購入したわけでして。
睡眠導入剤の力を借りても眠れない暗闇で、
ほんのりブルーに光る蛍光灯の輪を見つめながら、
何となく気持ちが落ち着くような気がしたものでした。

結果論ですけど、
あの時自殺しないですんだのは、
本能的に選んだこの商品のおかげかも。
「残光で危なくない」という目的のはずが、
もしかしたらひとりのうつ病患者を自殺から遠ざけたのかも。

日本人は因果関係が大好きだから、
ブルーライトにどうしてそんな効果があるのか、
それがわからないと導入するのを躊躇したり、
会社内では稟議が通らないのかもしれないけれど、
理由はともあれ、
結果としてブルーライトで自殺が防げるのならば、
それは安い投資なのではないかと。
「駅での自殺を防いだって、
 どうせ自殺するヤツは心が弱いんだから、
 けっきょく死ぬに決まっている。」
そういう声も聞こえてきそうですけど、
これは経験者だから言えることで、
「魔が差す瞬間」を堪えられれば、
自殺は回避できる可能性が高いと思います。
ほとんどの場合は「死にたい」と思いながら、
実行するチャンスというかきっかけを待っていたりするので、
そのきっかけになる情動を押さえる効果があるならば、
「電車」という自殺の道具(失礼)がある場所に設置すれば、
いくらかでもそのチャンスときっかけを減らせるということになるのでは?

もちろんそれですべての自殺は防げないけれど、
自己弁護に聞こえるかもしれないけれど、
私たちは決して心が弱いわけでも、
メンタルが脆弱なわけでもなく、
そこに至るまでに叩かれて叩かれて、
自分を鼓舞して頑張って頑張って、
限界を超えてしまって疲れ切ってしまって、
「いつもの自分」でいられなくなったことに絶望して、
世間に申し訳なくて死にたくなるのです。
ブルーライトを駅に設置してもらえれば、
自殺者だけではなく、
その家族も救うことができるのだから、
このことは真剣に公的施設の管理者には考えていただきたいです。

「ブルーライトで自殺防止を。」
加湿器やアロマライトにも、
心地良い間接照明のブルーが多いので、
これは家庭でもできるかもしれません。
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