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第18回東京03単独公演「明日の風に吹かれないで」 [DVD・Blu-ray]


第18回東京03単独公演「明日の風に吹かれないで」

第18回東京03単独公演「明日の風に吹かれないで」

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2017/02/27
  • メディア: Prime Video




第18回東京03単独公演「明日の風に吹かれないで」 [DVD]

第18回東京03単独公演「明日の風に吹かれないで」 [DVD]

  • 出版社/メーカー: アニプレックス
  • 発売日: 2017/02/22
  • メディア: DVD



おまけが良い。
普段東京03がやらないコントに挑む。
で、よくわかった。
この3人のコントは日常が設定。
映画のような設定はほぼない。
3人の演技は確かなのだけど、
映画のような設定だと何かが違う。
特に角ちゃん。
「演技をしている」というのがわかりやすい。
普段一番俳優として見ているからだろうな。
そして3人にその設定が似合わないw。
歌ネタもなんか妙w。
盛り上がりがないというか、
それが角ちゃんらしいんだけど、
無邪気さがなくてひねているw。

いつもと違いすぎて、
戸惑ったけど笑えたw。 
 
本公演はもちろんだけど。

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「あいつの声」 [Amazon Prime Video]




あいつの声(字幕版)

あいつの声(字幕版)

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2022/05/27
  • メディア: Prime Video


1990年代の韓国。テレビ番組でニュースキャスターを務めるハン・ギョンベ(ソル・ギョング)のひとり息子サンウが連れ去られる誘拐事件が発生する。慌てふためく両親もとにかかってくる誘拐犯からの脅迫電話。その内容は身代金として現金1億ウォンを要求するものだった。

随分前から「見なくちゃ」と思っていたのが、
配信が4日以内に終了するとのことで、
慌てて。

登場からソル・ギョングがでかい。
調べると「力道山」の後なので、
「なんだ、役が抜けないうちの出演か」と思っていた。
後は撮影の順番もあるのだろうが、
途中で見せる身体もごつい。
なのでそう言うことかと納得していたら。

そこはロバート・デ・ニーロもビックリのカメレオン俳優。
誘拐された息子は見つからず、
犯人に翻弄されるだけされて、
身代金は奪われるは、
警察にも妻にも不信感を抱くは、
まったく救われない物語の中、
ソル・ギョングがやつれていく。
最後にキャスターとして同じテーブルに座ったとき、
いつものソル・ギョングになっていて、
すっかりシャープでスッキリとしていた。
予めやつれていく父親を演じるつもりだったのか、
もともと力道山で作った身体を絞りながら、
それを利用したのか、
それはわからないが、
とにかく見事な暴騰とラストの変化だった。

尊大なキャスターが、
正義の鉄槌を振りかざした挙げ句、
自分が犯罪者にひれ伏すようになる。
翻弄され続けて、
身代金を用意して運んでは裏切られ、
けっきょく自分の子どもの命も守れない。
で、子どもの死体が見つかったら、
奥さんを労っているのかと思えば、
「もう一人・・・」って、
男って生きものはAがダメならBって、
よくぞ考えられるなと言う話。
いや、旦那だって充分傷心なんだけどね。

まぁいろんな意味でこの夫婦、
エリートだし金持ちだし、
間違っているところも多いし、
やり過ぎなこともあるし、
嫌味なところも沢山ある。
だからと言って子どもの命を奪われるのは違うし、
何より子ども自身には罪はない。

「殺人の追憶」と言い、
未解決事件ものの韓国映画は、
マジで精神的にイヤらしく責め立ててくる。
そこが嫌いじゃないんだけど、
大抵は攻められる側にも問題があったりして、
「そういう転換も致し方なし」と思える。
でもね。
営利誘拐は非道な行為だし、
何より何の罪もない子どもを殺す誘拐殺人、
これは人としての仁義に反する。
最後まで姿を現さない犯人をカン・ドンウォンが演じているんだけど、
よくこんな役を引き受けたなぁ。
ちらっと見るだけでわかるけど。

イヤな映画。
でもずっと残る。


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